日光東照宮でナマ流鏑馬を見ました
こんにちは、とらです。
最近はアクセス数も増えてきて、俄然やる気が出てきました。
読んでくれている方、ありがとうございます。
今回は、2018年5月17日に、日光東照宮で流鏑馬を見たので、この感動と興奮を書きたいと思います。
実は、帰省中に日光東照宮に行きたいなぁとは思っていたのですが、お天気の関係で、なかなか日取りが決まらずにいました。
17日朝にまあ小雨降ってるけど今日行ってしまおうという話になり、突然に日光へと車を走らせることとなりました。
なので、流鏑馬の日を狙って行ったわけではないのです。
しかし、着いたら、おやおやいつもと違うじゃん!
幕はってない?
走路もあるよ?
これって流鏑馬じゃね?
マジか!
そうなんですわ、流鏑馬やるんですわ。
放送してますやん。
13時からだって。
今何時?
11時。
これ見れるやん!
見てこうや!
という具合に、幸運にも流鏑馬を見られることになりました。
始まるまでにまだ時間があったので、先に東照宮のお参りをしようと思い、参道を歩いていたら、「お馬さん通りまーす。道空けてくださーい。」という声が聞こえてきました。
参道の脇の方を見遣ると、お馬さんキターーー!!!
かっちょいーーー!!!
うわ…はぁ…と感嘆の声を上げてしまいました。
お馬さん達は13時からの五重塔での弓矢渡し式に備えて移動したようです。
ますます本番が楽しみになりました。
◯五重塔
◯仁王門
◯輪王寺
観光客は日本人半分、外国人半分という感じでした。
少し歩き疲れたので、新しくできた日光東照宮宝物館の中にある上島珈琲店で休みました。
早い人は11時頃から参道に並んでいて、12時頃にはみなさん並びに始めたので、我々も3つある的のうち2つめの的付近の最前列に陣取りました。
的が準備される所はこんな感じです。まだ的はありません。
見えづらいかもしれませんが、土が盛られている所が走路で、走路の脇には左右に紐が張られています。
手前側の紐を女埒、奥側を男埒といい、「埒が明かない」や「不埒」の語源となったものだそうです。
浅葱の幕がとっても綺麗です。
13時になり、五重塔前で弓矢渡し式が始まりました。
場所取りに必死だったので、その儀式は見られませんでした。
13時15分、いよいよ馬と射手が馬場に入り、馬場を一周します。
ここからが本番です。
桟敷の近くに、一番手の射手と日記役と呼ばれる人が集まり、日記役が「流鏑馬始めませ」と言い渡します。
的が据え付けられて、これからスタートします。
馬場の上手と下手で紅白の扇を使い合図をしたら、射手がそれぞれの宗派の型で出走の儀式をし、馬が走り出します。
すごい迫力です。
みんな静かに見守っています。
的に当たる度に拍手と歓声が上がっていました。
(写真へたくそでごめんやで…)
一の的、二の的、三の的を全部当てることを皆中(かいちゅう)といい、皆中した射手には、絹の布が与えられます。
静寂と興奮が入り混じって、ドキドキしました。
大変美しいものを見せていただきました。
馬具や衣装も綺麗で、やはり日本の伝統は残さなくちゃいけない!となぞの使命感に駆られました。
馬具は室町時代から使用しているものもあるそうです。
感動しました!
終わったあとは観客の前をまた通って引き揚げていきます。
最後は拍手喝采で終わりました。
いやーすごかった。
観ているだけなのに疾走感を味わえます。
日本って美しい国ですね。
色彩の美しさ、馬の肉体美、射手の鍛錬された所作の美しさ、形式美を堪能できて、とても幸せを感じました。
HPとwiki貼っておきます。
よろしければ。