移住相談センターに行ってみた。
こんにちは。とらです。
今回は移住相談センター(正式には認定NPO法人 ふるさと回帰支援センターといいます)に相談に行ったときのことについて書いていきたいと思います。
移住相談センターは東京の有楽町にある東京交通会館という古いビルの8階にあります。火曜~金曜の10:00~ 18:00まで開いていて、飛び込みでも大丈夫なようですが、わたしはじっくり相談したかったので電話で予約を取ってから行きました。
センターの中は、各都道府県がひとテーブルずつスペースをもらっていて、旗やポスターなどでその土地のアピールするなど、とても明るく活気があり入りやすい雰囲気です。
こんなかんじです。
わたしはセンターに相談に行く時点で宮崎に移住したいという意思がはっきり固まっていたので、宮崎県のブースだけで相談をしました。
センターに入るとすぐ左手に受付があり、予約をしている旨を伝えると、すぐに宮崎の担当の方が出てきてくださり、ブースまで案内してくださいました。
着座すると、まずは雑談のなかで移住についての具体性がどれくらいあるかを聞かれました。わたしは、1度宮崎に視察に行き、そこで住むところも決めてしまおうと思っていたので、本気度は高かったですし、具体性もかなりあったと思います。
もちろん、移住してみたいな。くらいな気持ちでも全然相談にのってもらえますので安心してください。センターのお姉さんはとても親切です。
そして中身の話に入ります。
最初は、各市町村の支援制度、アピールポイントを教えてもらい、宮崎県のどこに住むかというところから始まりました。
わたしが気になったのが、
①宮崎市 空港が近い、海にも街にも近い
②日南市 砂浜と海が綺麗、視察の際に無料で公営住宅が借りられる、空き家バンクで安く住宅が借りられる
③川南町 町に独特の雰囲気がある 町外から移住した人に10万円を補助(5万円分は町内の商店街で使える商品券)
でした。
宮崎の人の普通の暮らしに近づけるならやはり宮崎市が1番
海と自然に囲まれて癒されながら暮らすなら日南市
田舎のゆったりした暮らしや雰囲気を重視するなら川南町
だな〜と思いました。
また、移住者支援は日南市と川南町が優れていると思いました。
日南市も川南町も宮崎市からさほど離れていないので、里帰りにも不便しないのではないかとも思いました。
日南市の移住者支援はかなりイケていて、日南市で移住のための就職活動や家探しなどをする場合には、公営住宅を無料で貸してくれます。
寝具、家電付きの平屋住宅に最大10泊まで泊まることができます。
山の方か海の方、2箇所の公営住宅のどちらかを貸してもらえます。
ただし、市役所に電話連絡のうえ、滞在初日の14日前までに活動計画書の提出、滞在後には報告書の提出が必須となります。
また、空き家バンクについては、
日南市の移住者支援サイト
に詳しく掲載されており、わたしが探していた時期には、鵜戸神社に近い宮浦という地区に平屋の一戸建てで月2万円で借りられる住宅が掲載されていました。
おトク!と思い日南市に問い合わせてみたのですが、「もうすぐ別の方に決まりそうです。」とのことだったので諦めました…。
時期によっても違うと思いますし、サイトをこまめにチェックしていると良い物件を格安で借りられる(買うこともできます)と思いますので、おすすめです。
そして、どこに住むかということの次は、仕事のことについてでした。
わたしはしばらく失業手当をもらって生活して、すぐには就職しない予定でいましたので、あまり突っ込んだ話はしなかったのですが、宮崎県には県外からの人が宮崎の企業に就職するための専門の求職サイトがあり、そこに自分のスキルや職歴を登録して企業とマッチングしてくれるということを教えてもらいました。
こちらです。
かなり移住者への支援の仕組みづくりが進んでいますよね。
ますます宮崎いいな!と思いました。
また、宮崎市や日南市には移住コンシェルジュが常駐しているので、仕事、住まい、生活の相談を一括して請け負ってくれます。
もちろん首都圏の方は東京の専門員の方に相談すれば、現地のコンシェルジュの方と協力して、いろいろお手伝いしてくれるそうです。
そして最後に、宮崎ひなた移住倶楽部というものを教えていただきました。
これはこの倶楽部の会員になると引越しや宮崎での新生活で特典が受けられるものです。内容はこちらのpdfに記載されています。
https://iju.pref.miyazaki.lg.jp/wp-content/uploads/2018/03/5b4fe1a1f8eab7294b6731638e24fe67.pdf
レンタカーや引越しや住宅の仲介手数料の割引などがあります。
わたしが実際使ったのは、フェリーの朝食無料のサービスだけでしたが、交付日から3年間はこの優待が使えるので、機会があればまた使いたいと思います!
東京の移住相談センターではその場で申込書に記入したあと、3週間ほどで自宅に郵送されてきました。
移住の済、未済に関わらず会員になれ、webでも会員登録することができます。
専門員のお姉さんとは話が弾み、16:00から相談が始まったのに終わるころには18:00を回っていました。
とても親切ですよね。
そして、帰るときには、他の県じゃなく宮崎でいこう!という気持ちが強くなりました。
わたしはその後、5日間の視察兼住まい探しを経て、移住に至りました。
次回は、住まい探しのことについて書きたいと思います。
よろしければ読んでください。
それでは^ ^